結婚式を考えはじめると、まず気になるのが費用ではないでしょうか。とくに親族だけでなく友人も幅広く招きたいと考えている場合、招待人数が増えるほど総額がどこまで膨らむのか、不安に感じる方も多いはずです。
この記事では、結婚式にかかる費用の相場や内訳、ご祝儀や援助を踏まえた自己負担額、支払いのタイミングまでをわかりやすく解説します。理想の結婚式を予算内で叶えるヒントとして、ぜひお役立てください
結婚式にかかる費用の相場は298.6万円
「結婚マーケット調査2025」によると、挙式と披露宴・ウエディングパーティーの両方を実施した人の費用総額は、平均298.6万円でした。招待客数は平均57.2人で、価格帯としては300万円以上350万円未満がもっとも多く、全体の18.6%を占めています。
| 実施した内容 | 費用総額の平均 |
| 挙式、披露宴・ウエディングパーティーともに実施 | 298.6万円 |
| 挙式のみ | 140.4万円 |
| 披露宴・ウエディングパーティーのみ | 200.6万円 |
ただし、この金額はあくまで平均値です。招待人数が多くなったり、挙式のスタイルにこだわったりすると、総額が350万円以上になるケースも珍しくありません。
親族だけでなく友人・会社関係者も幅広く招待し、大人数での挙式を希望する場合は、平均値よりも費用が高くなる傾向があると考えておくとよいでしょう。
費用が変動する主な要因は、招待人数のほかに、会場のタイプや挙式のスタイル、料理や装花のグレードなどです。まずは全体の内訳を把握したうえで、どの項目にこだわりたいかを整理しておくと、見積もりの段階で判断しやすくなります。
出典:株式会社リクルート「結婚マーケット調査2025」(https://souken.zexy.net/data/market2025/market2025_report.pdf)
挙式関連
挙式関連の主な費用は、挙式料やチャペル・神殿の使用料などです。挙式料の目安は40万円前後で、キリスト教式や神前式、人前式といった挙式のスタイルによって金額が変わります。
会場によっては、控室料や音響設備費などが別途かかります。披露宴会場の使用料も含め、見積書の項目とプランに含まれる範囲を確認しましょう。
料理や飲み物
披露宴でゲストに提供する料理や飲み物の費用は、結婚式全体のなかでもっとも大きな割合を占める項目です。
1人あたりの料理は1万5,000円から1万7,000円程度、飲み物は4,000円から4,500円程度が目安で、総額では100万円前後になることが一般的です。
招待人数が増えるほど、この項目の総額も比例して大きくなります。
衣裳・ブーケ
新婦の衣裳代は総額で50万円前後が目安です。ウエディングドレスにカラードレスを加える、または和装を選ぶなど、着用する衣裳の数によって金額は変動します。
新郎の衣裳代は17万円前後が目安です。ブーケは生花かアートフラワーかによって費用も異なり、総額の目安は4万7,000円程度です。
ブライダルエステ
挙式に向けてブライダルエステを利用する場合の費用は、10万円前後が目安です。施術内容や回数によって金額は変動するため、必要なメニューを早めに検討しておくと予算を立てやすくなります。
会場装花
会場装花は、高砂やゲストテーブルなど、会場全体を彩る花の費用で、19万円前後が目安です。季節の花を選ぶか輸入花を選ぶか、装花のボリュームをどの程度にするかによって金額は調整できます。
ペーパーアイテム
招待状や席次表、席札などのペーパーアイテムは、それぞれ1部あたり数百円が目安です。複数のアイテムを50名分用意すると、印刷費や封筒代などを含めて数万円になることがあります。手作りやデータでの作成を選べば、費用を抑えることも可能です。
演出・音響照明・司会
オープニングムービーやプロフィール映像といった演出費用は、11万円前後が目安です。このほか、司会者への謝礼として7万円前後を見込んでおくとよいでしょう。特別な照明演出や生演奏を加える場合は、別途費用が発生します。
写真・ビデオ撮影
プロのカメラマンによるスナップ撮影は20万円前後、ビデオ撮影も同程度が目安です。写真と映像の両方をセットで依頼すると、合計で30万円から40万円程度になることもあります。
引き出物
引き出物や引き菓子、プチギフトといったゲストへのギフト費用は、1人あたり、引き出物が6,000円前後、引き菓子が1,400円前後、プチギフトが300円前後が目安です。ゲストの人数が多いほど、この項目の総額も大きくなります。
結婚式でゲストから贈られるお金
結婚式では、ご祝儀や親からの援助など、ふたりの手元に入ってくるお金もあります。総額だけを見ると大きな金額に感じられますが、もらえるお金を差し引いた実際の自己負担額は、思っているよりも抑えられるケースが多くあります。
ここでは、結婚式のときに贈られるお金の目安を見ていきましょう。
ご祝儀・お祝い金
ご祝儀の総額は、招待客1人ひとりからいただく金額の合計です。
「結婚マーケット調査2025」によると、挙式と披露宴・ウエディングパーティーを実施した人のご祝儀総額は、平均180.1万円となっています。
招待人数が多いほどご祝儀の総額も増える傾向があるため、大人数の結婚式を希望する場合は、総額が膨らむ一方で、ご祝儀によるカバー額も大きくなりやすいといえます。
出典:株式会社リクルート「結婚マーケット調査2025」(https://souken.zexy.net/data/market2025/market2025_report.pdf)
親からの援助
親から結婚式費用の援助を受けるカップルは多く、65.9%の方が援助を受けていました。金額を回答した人の援助総額は、平均140.6万円です。
ただし、援助の有無や金額は家庭によって異なります。援助を予算に含める場合は、金額や支払い方法について早めに両家で確認しておきましょう。
出典:株式会社リクルート「結婚マーケット調査2025」(https://souken.zexy.net/data/market2025/market2025_report.pdf)
職場や行政からのお祝い金
職場によっては、福利厚生の一環として慶弔見舞金を支給しているケースがあります。就業規則を確認し、利用できる制度がないか早めに確認しておくとよいでしょう。
自治体によっては、結婚にともなう住居費や引越費用などを補助する制度があります。ただし、結婚式費用そのものが対象になるとは限りません。年齢や所得、居住地などの条件もあるため、自治体の公式情報を確認しましょう。
結婚式の費用の自己負担額はどのくらい?
結婚式の自己負担額は、一般的には結婚式の総額からご祝儀や会費を差し引いた金額を指します。
| 結婚式の総額-ご祝儀総額または会費総額=ふたりの自己負担額 |
さらに親から援助を受ける場合は、ここから援助額を差し引いた金額が、ふたりが実際に用意する金額の目安になります。
「結婚マーケット調査2025」では、結婚式の総額からご祝儀総額または会費総額を差し引いた自己負担額の平均は158.9万円となっています。100万円以上150万円未満の層が20.7%ともっとも多いものの、実際の金額はご祝儀や援助の見込み額によって変動します。
招待人数が増えるとご祝儀総額も増える傾向がありますが、料理や飲み物、ギフトなどの人数連動費も増加します。人数を増やした場合の自己負担額は、1名追加するごとの費用と、見込まれるご祝儀額の両方を踏まえて試算することが重要です。
出典:株式会社リクルート「結婚マーケット調査2025」(https://souken.zexy.net/data/market2025/market2025_summary.pdf)
結婚式の費用を支払うタイミングと方法
自己負担額のイメージができたら、次に気になるのは支払いのタイミングです。結婚式費用は決して小さな金額ではないため、いつ、どのくらいの資金が必要になるのかを把握しておくと、直前になって慌てずに準備を進められます。
支払いタイミング
結婚式費用の支払いは、多くの会場で前払いが主流です。会場を契約する際に内金として5万円から20万円程度を支払い、残りの金額は挙式の1週間前から2週間前までに支払うのが一般的です。
一部の会場では、当日払い・後払いに対応している場合もあります。ご祝儀を支払いに充てたいと考えている場合は、契約前に支払いのタイミングを確認しておくとよいでしょう。
支払い方法
支払い方法には、銀行振込、現金、クレジットカード、ブライダルローンの4つが一般的です。なかでも銀行振込がもっとも多く利用されています。
クレジットカードで支払う場合は、ポイントが貯まるメリットがある一方、利用限度額や分割払いの可否について事前に会場へ確認しておく必要があります。まとまった資金の準備が難しい場合は、ブライダルローンも選択肢のひとつです。
キャンセルの場合は手数料に注意!
結婚式のキャンセル料は、会場との契約後から発生し、挙式日が近づくほど金額が高くなるのが一般的です。契約直後は申込金の一部、挙式の数か月前になると見積額の一定割合、直前や当日になるとほぼ全額が請求されるといった段階的な仕組みになっている会場が多く見られます。
契約前には、キャンセル料の発生条件や金額、適用される時期をよく確認しておきましょう。万が一、日程変更やキャンセルの可能性がある場合は、できるだけ早めに式場へ相談することで、費用負担を抑えられる場合があります。
結婚式の費用に関するFAQ
ここでは、結婚式の費用に関するよくある疑問について、一問一答形式でお答えします。
結婚式の費用は地域によって差がある?
結婚式の費用は、挙式を行う地域によって差があります。エリア別の挙式・披露宴・ウエディングパーティー総額を調査している「ゼクシィ結婚トレンド調査2024(首都圏)」によると、首都圏では平均374.8万円、長野・山梨で平均338.9万円でした。さらに北海道の221.5万円や九州の363.6万円など、地域ごとに大きく開きがあることが分かっています。
| 地域別 | 費用平均 |
| 北海道 | 221.5万円 |
| 茨城・栃木・群馬 | 321.7万円 |
| 首都圏 | 374.8万円 |
| 長野・山梨 | 338.9万円 |
| 四国 | 289.2万円 |
| 九州 | 363.6万円 |
出典:株式会社リクルート「ゼクシィ結婚トレンド調査2024(首都圏)」(https://souken.zexy.net/data/trend2024/XY_MT24_report_06shutoken.pdf)
地域や会場のスタイルによって費用の目安は変わるため、希望のエリアでの相場を早めに確認しておくと、予算計画を立てやすいでしょう。
結婚式の費用は最初から全額用意しないといけない?
結婚式の費用は、契約時から全額を用意する必要はありません。会場との契約時には、内金として5万円から20万円程度を支払うのが一般的で、残りの金額は挙式が近づいてから支払います。
挙式までに計画的に資金を準備するとともに、契約前に支払期限や決済方法を確認しましょう。
満足度を保ちつつ費用を抑えるコツはありますか?
ゲストへのおもてなしを大切にしながら費用を抑えたい場合は、料理のランクを下げるのではなく、調整しやすい項目から見直すのがおすすめです。たとえば、ペーパーアイテムを手作りしたりデータで作成したりするほか、装花のボリュームを会場の雰囲気に合わせて調整する、平日やオフシーズンの日程を選ぶといった方法があります。
また、演出を見直すことも費用を抑えるポイントです。すべての演出を取り入れるのではなく、ゲストの印象に残りやすいものに絞って予算を配分すれば、メリハリのある結婚式を実現できます。
料理や会場の雰囲気など、ゲストの満足度に直結しやすい部分は優先しつつ、調整しやすい項目から工夫することで、おもてなしの質を保ちながら費用とのバランスを取りやすくなるでしょう。
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また、プライベートガーデンを併設した貸切邸宅では、周囲を気にせず、おふたりと大切なゲストだけで過ごす特別な時間をお楽しみいただけます。
お料理は、信州・軽井沢の食材を活かしたフレンチをご用意。
見た目の華やかさはもちろん、幅広い年代のゲストに喜んでいただける味わいを大切にし、祝福に訪れた皆様へ感謝の気持ちが伝わる一皿をお届けします。
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まとめ
結婚式の費用は総額だけを見ると高額に感じられますが、ご祝儀や親からの援助などを考慮すると、実際の自己負担額は想像より抑えられるケースも少なくありません。費用の内訳や支払いのタイミングを事前に把握しておくことで、予算計画も立てやすくなります。
また、大人数の結婚式は費用が増える一方で、ご祝儀総額も増える傾向があります。招待人数だけで判断するのではなく、人数に応じて増える費用とご祝儀の見込み額を試算したうえで、実現可能なプランを検討することが大切です。
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