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2025.09.30(火)
- 結婚式準備ガイド
結納の服装について
日本独自の婚約の儀式である、「結納」仲人が両家を行き来して行われる「正式結納」や、両家が一同に会して行われる「略式結納」など結納にもいろいろなスタイルがあります◎前回「正式結納」の服装についてご説明したので・・・今回は「略式結納」の服装についてご説明いたします❣
正式結納ではフォーマルが基本ですが、略式結納ではセミフォーマルもOKです♬女性は明るめの色合いを使った膝丈ワンピースや、男性は華やかなネクタイを使ったスーツ、なんていうのもとっても素敵かもしれません!
・男性本人
ブラックスーツ、ダークスーツ
ブラックスーツはビジネスで使う黒のスーツとは異なり、冠婚葬祭などのフォーマルな場で着用される礼服のことを指します。ビジネススーツの黒よりも濃い黒色が特徴です!
一方、ダークスーツは紺色やチャコールグレーなどの暗い色のスーツのことを指します。格はブラックスーツの次になるため、
フォーマル感を出したい場合はブラックスーツ、カジュアルにしたい場合はダークスーツを選ぶと良いでしょう◎
・女性本人
和装:振袖、訪問着
同じ和装でも、振袖ほど格を高くしたくない場合は「訪問着」を選ぶといいでしょう♬訪問着は、お祝いの場のようなフォーマルなシーンからおでかけのようなカジュアルなシーンまで着用することができる着物のこと・・・!
既婚・未婚にかかわらず着ることができ、肩のほうから袖や胸、背中にかけて絵柄がまたがっている点が振袖と異なります◎
洋装
黒以外のワンピース、ドレッシーなスーツ
結納はおめでたいお祝いの席なので、洋装の場合はお葬式を連想させる黒の服装は避けたほうがいいかもしれません・・・
また、結納の主役である女性本人は、華やかで上品な服装が好まれます◎
暗い色味のかっちりしたスーツや、パンツスーツはビジネス用に見えてしまう場合もあるので、避けたほうが無難でしょう。
・両家の父親、仲人の男性
ブラックスーツ、ダークスーツ
両家の父親や、仲人男性は男性本人と同じくブラックスーツやダークスーツを着るのが一般的◎
ただ、略式結納も本人たちを立てる場なので、よりフォーマルさを意識するなら、ブラックスーツが良いでしょう。
格をそろえるため、両家間や男性本人とも話し合っておくと安心ですね♬
・両家の母親、仲人の女性
和装:訪問着、付け下げ、色無地
和装の訪問着、付け下げ、色無地の違いを簡単に説明いたします♬
訪問着は女性本人も着ることができる、全体的に絵柄がつながった着物のことです。
この3つの中では一番華やかな印象を受けやすいです。
対して、付け下げは訪問着と異なり、模様がつながっていない控えめな着物です。
元々は訪問着よりも格が低いものとされていましたが、最近では訪問着と同じくらいの格で扱われることも多いようです。
そして、色無地は全体的に一色でシンプルに染められた着物です。紋の有無や数によってフォーマル度が変わるため汎用性のある着物と言えるかもしれません❣
洋装
黒以外のワンピースやスーツ
洋装の場合は黒以外のワンピースやスーツを着ることが多いようです。
女性本人と同じく黒は避け、明るめの色や上品な素材など意識して選ぶと良いでしょう❣
スーツの場合はビジネスライクにならないよう、エレガントな印象のものがおすすめです◎
・兄弟、姉妹
兄弟:ブラックスーツ、ダークスーツ
姉妹:黒以外のワンピース
正式結納と同じく本人や両親よりも控えめに、格下の服装になるようにしましょう。
落ち着いた色を選ぶと安心でしょう❣
祖父母などの親戚についても、正式結納と同じく控えめな服装を心がけるといいでしょう◎