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2025.09.30(火)

  • 結婚式準備ガイド

婚約指輪のお返しは必要? 46%が贈った理由とベストなタイミングやお返しのマナーを徹底解説

婚約指輪はプロポーズの際に贈られる特別な指輪であり、おふたりの婚約を約束する証として大切に受け取るものです。そんな婚約指輪をいただいたとき、「お返しに何か贈った方がいいのかな?」と考える方も少なくありません。
実際にはお返しは必ずしも必要ではありませんが、感謝の気持ちを込めてプレゼントを選ぶケースも多く見られます。
本記事では、婚約指輪のお返しに人気のアイテムや予算の目安、注意しておきたいマナーについて詳しくご紹介します。これからお返しを検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

【目次】
1.婚約指輪の意味と歴史
2.婚約指輪へのお返しを贈った人は全国で約47%
3.結婚指輪のお返しを渡すタイミングとマナー
4.婚約指輪のお返しの予算はどれくらい?


1.婚約指輪の意味と歴史
 婚約指輪とは、プロポーズの際に「婚約の証」として贈られる特別な指輪のことです。その起源は古代ローマにまでさかのぼるとされており、当時は結婚が家と家との契約として行われていました。婚約指輪はその契約を結ぶ際の「手付金」として、男性の家から女性の家に贈られていたのです。現代では結婚を家同士の契約と考えることは少なくなりましたが、パートナーに婚約指輪を贈ってプロポーズするのは一般的なスタイルとなっています。結婚の承諾を得た後は、左手の薬指に指輪をはめるのが習わしです。左手の薬指は「愛の血管」が心臓につながっていると信じられてきたことから、婚約の誓いを象徴する場所とされています。
また、婚約指輪は結婚指輪よりも高価に選ばれることが多く、ダイヤモンドを中心に誕生石や華やかな宝石があしらわれたデザインが人気を集めています。

2.婚約指輪へのお返しを贈った人は全国で約47%
 プロポーズで婚約指輪を受け取った時、「お返しは必要なのかな?」と疑問に思う方も多いでしょう。実際のところ、婚約指輪のお返しは絶対にしなければならないものではありません。「ぜクシイ結婚トレンド調査2024」によると、婚約指輪などの婚約記念品を受け取った際にお返しを贈った人は全国で47.4%、贈らなかった人は46.1%と、お返しをした人の割合がやや上回る結果でした。別の調査でも46.2%という数値が出ており、調査機関によってわずかな差はあるものの、全国的には
「半数前後」という傾向に変わりはありません。地域ごとに見ると違いもあり、首都圏では全国平均とほぼ同じ割合ですが、福島や北陸地方(富山・
石川・福井)では半数を超えておりお返しを贈る人が多い一方、四国や九州では全国平均を下回る結果となっています。婚約指輪のお返しをするかどうかは、おふたりの考え方や状況によります。相手が「お返しは不要」と伝えている場合は、無理に準備する必要はありません。ただし、感謝の気持ちを伝えたいと考えるなら、相手に負担をかけない範囲でささやかな贈り物を選ぶのも素敵な方法です。

 


結納を行う場合は事前にしっかり相談を

結納とは、婚約を正式なものとして両家に承認してもらうための伝統的な儀式です。結婚式の前に行われることが多いですが、必ずしも、必要なものではありません。そのため、結納を行うかどうかは、おふたりだけでなく両親ともよく話し合って決めることが大切です。
結納では、結納金や結納品が贈られ、受け取った側は「結納返し」として現金や品物をお返しするのが習わしです。ただし、結納返しの内容や形式は地域によって違いがあるため、あらかじめ確認して準備を進めると安心です。

 


結納返しは地域ごとに異なる

関東では、結納品の金額の半分程度を目安にお返しする「半返し」が一般的とされています。一方で関西では、結納を受け取った側が「受書(うけしょ)」を渡すことで儀式が完結する場合が多く、
その場合でのお返しは行いません。その後に1割程度の品物を贈るケースもあれば、特にお返しをしない場合もあります。地域によって考え方が大きく異なるため、不安な場合は両家の親や専門家に確認しておくと良いでしょう。
婚約指輪を結納品とするケースも結納返しは、結納品に対して行うものなので、本来は婚約指輪のお返しとは別に考えます。ただし、婚約指輪自体を結納品として扱うこともあるため、その場合は結納返しの一部と考えることもできます。婚約指輪のお返しは必須ではないため、おふたりで話し合いながら柔軟に決めていくのがおすすめです。

 

結納や顔合わせは両家にとって大切な時間

結納や顔合わせは、両家が交流を深める貴重な機会です。結納返しのしきたりやマナーについて不安がある場合は、式場やホテルのプランナーなど専門スタッフに相談すると安心です。伝統的な形式
だけでなく、最近の傾向や地域ごとの考え方も踏まえたアドバイスを受けられるので、両家が納得できる形で準備を進められるでしょう。

3.結婚指輪のお返しを渡すタイミングとマナー
 婚約が決まると、結婚に向けてさまざまな準備が始まります。その中で「婚約指輪のお返しをどうするか」と悩まれる方もいるでしょう。お返しをする場合は、シーンやタイミングを意識するとよりスマートです。


結納の場で渡す
結納を行う場合は、婚約指輪のお返しを結納品と一緒に贈るのが一般的です。このときは、受け取った側が親族の前で披露するため、格式を感じさせるアイテムを選ぶと良いでしょう。たとえば、腕時計や高級なペン、ネクタイピンなどがふさわしい品物です。


顔合わせ前に渡す
結納の代わりに両家の顔合わせを予定している場合は、その食事会までにお返しを準備しておくと安心です。顔合わせでは婚約指輪の話題が出ることも多く、指輪と一緒にお返しの品を披露する流れになることもあります。当日それぞれが持参すれば、両家にお披露目できる良い機会になるでしょう。


記念日やデートで渡す
結納や顔合わせを行わない場合は、ふたりにとって特別な日やイベントに合わせてお返しする方法もあります。記念日や誕生日、クリスマスやホワイトデーなどの節目に贈るのも素敵です。また、ホテルディナーや旅行先など、思い出の場所を選ぶのも良いでしょう。時期については決まりはありませんが、結婚式を迎える前には済ませるのが一般的です。


「お返し不要」と言われたら
相手から「お返しは必要ない」といわれることもあります。その場合は、本心から不要なのか、遠慮しているかを見極めることが大切です。もし遠慮であれば、気を遣わせない程度のささやかな贈り物をすると良いでしょう。反対に、本当に要らないという場合には、感謝の言葉を伝えたり、手紙を書いたり、デートで食事代を負担するなど、気軽にできる形で感謝を表すのがおすすめです。お返しに対する考え方は人それぞれです。意見を押し付けず、お互いの価値観を尊重しながら話し合うことが、良い関係を築くためのポイントになるでしょう。

4.婚約指輪のお返しの予算はどれくらい?
 ここでは、婚約指輪のお返しにかける費用の目安について解説します。
どの程度の金額がふさわしいのか迷っている方は、参考にしてみてください。
お返しの金額の目安婚約指輪のお返しを準備する際、気になるのはやはり金額です。明確な決まりはありませんが、
一般的には受け取った指輪の価格を基準に考えるのが自然です。お返しの相場は「指輪の3分の1から半額程度」が目安とされています。マイナビウェディングの調査によると、婚約指輪の平均価格は39.9万円。これを参考にすると、約13万~20万円前後が無理のない範囲といえるでしょう。
ただし、もらった指輪より高額な品物を贈るのは避けたほうが安心です。
現金を渡すのは失礼? 「現金でのお返しは失礼では?」と考える方もいますが、実際には問題ありません。品物と同じく、
婚約指輪の半額程度を目安に包むのが一般的です。結婚準備や新生活で出費がかさむ時期でもあるため、現金という形を選ぶのも合理的な方法といえます。ふたりでしっかり相談し、必要であればご両親にも意見を聞きながら、品物か現金かを決めると安心です。

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