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2025.08.14(木)
- 結婚式準備ガイド
婚姻届と入籍届の違い
皆さんは婚姻届と入籍届の違いはご存知でしょうか?
婚姻届と入籍届では行う手続きが大きく異なります。
しかし『籍を入れる=入籍』と認識している人もいるのではないでしょうか?
なので、結婚するときに行う手続きが入籍届だと思っていることもよくあります。
正しく結婚報告をするためにも婚姻届と入籍届の違いを正しく理解しておくことが大切です。これから婚姻届と入籍届の違いについて説明します。
目次
1.婚姻届について
2.入籍届について
1.婚姻届について
結婚をするときに提出するものが「婚姻届」です。
結婚とは婚姻することを意味していて、結婚を考えているパートナー同士の合意のもと、役所に届けを出して成立します。
初婚のおふたりが結婚をする場合、結婚前でしたらおふたりは双方の親の戸籍に
入っていることがほとんどです。婚姻届を出し、これまで入っていた戸籍から除籍して、ふたりだけの新しい戸籍を作ります。
書類に不備がなければ受理され、晴れて法律上の一組の夫婦になったと承認されます。
2.入籍届について
入籍とは、元々ある戸籍に違う戸籍にいた人が入るという意味です。
例を挙げると、お子さまがいる人が再婚する際、自分の戸籍に入っていた子どもを相手の戸籍に入れる場合には入籍届が必要です。
他にも初婚であるけれど婚姻届を出さずに出産をして、そのあとに改めて父親の姓を名乗るために父親の戸籍に入る場合にも入籍届が必要になります。
一般的に「結婚=入籍」という考えが浸透していますが、実は双方が初婚の場合は多くが入籍届を出すことはありません。
ただ初婚だとしても、親の戸籍から抜けて自分自身の独立した戸籍を持つ人と結婚した場合は「入籍=結婚」ということも良いでしょう。
入籍や婚姻届の提出を済ませた後は結婚式を考えるケースも多いでしょう。
役所に提出する書類の準備と合わせて結婚式の準備をしておくとスムーズです。