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2025.08.10(日)

  • 結婚式準備ガイド

新郎のスタイルを完成させるブートニア

新郎の胸元を彩るブートニアは、装いにさりげない華を添える大切なアイテム。

デザイン次第で式全体に統一感が生まれます。

挙式後は記念として飾ることで、二人の思い出を日常に残すことも出来ます。

ここでは、ブートニアの選び方や後の楽しみ方をご紹介します。

 

【目次】

⒈ブートニアとは

⒉ブートニアの種類と素材

⒊選び方

⒋ブートニアを使った演出

 

⒈ブートニアとは

新郎の胸元を飾る小さなお花のことで、結婚式では、新婦のブーケとお揃いのアクセサリーとしてつかわれます。

フランス語の「boutonniere(ブトニエール)」が由来で元々はスーツのボタンホールにそのまま挿していたことから、「ボタンホールの花」と呼ばれていました。

今では、ピンで留めるスタイルが主流です。

花嫁のブーケと同じデザインで作ることで、お二人の装いが自然な一体感がうまれます。

ブートニアの由来と歴史

ブートニアの歴史の始まりは、中世ヨーロッパです。当時男性がプロポーズをする際に花束を贈り、女性がそれを受け入れると、花束から一輪の花を取り出して男性の胸元に挿す、そんなロマンチックな習慣がありました。この小さなやり取りが「結婚の承諾」を意味し、今のブートニアの由来になっているといわれています。

挿す場所もスーツのボタンホールから、ピンで留める物やポケットに挿すものだったりとスタイルも様々になりデザインの自由度が広がったことで、新郎の個性をより素敵に表現できるようになりました。

 

 

⒉ブートニアの種類と素材

ブートニアは選ぶ花や素材によって雰囲気がガラリと変わります。

ナチュラルに仕上げたいのか、、イメージに合わせて選ぶことが大切です。次はブートニアに使われる主な種類や素材についてご紹介いたします。

生け花

生け花を使用したブートニアは、新鮮な香りと天然ならではの美しさが何より魅力です。

生け花の持つフレッシュな花ならではの質感は、結婚式の特別な雰囲気をより引き立たせてくれるはずです。

ただし、乾燥しやすくデリケートな為、挙式当日に合わせて準備する事が重要です。

また、繊細な為取り扱いには十分な注意が必要になります。

 

造花や保存加工された花

造花やプリザーブドフラワーなどの保存加工されたお花で作るブートニアは、形が崩れにくく綺麗な状態を長く楽しめるのが魅力です。
プラスチックや布で出来た造花も、最近ではとてもリアルで丈夫さもあるので安心です。枯れる心配が無いので結婚式の思い出として手元に残しておけるのも嬉しいポイントです。デザインの幅が広く、お二人のイメージに合わせて自由にアレンジできるのも良さの一つです。

 

ドライフラワー

ドライフラワーで作るブートニアは自然な風合いやふんわりとした優しい色合いが魅力です。

ナチュラルな雰囲気の結婚式にピッタリで、お手入れもしやすく、長く楽しめます。

生け花に比べて長持ちするのでシンプルで上品なデザインをお好みの方にもおすすめです。

 

素材選びポイント

ブートニアの素材を選ぶときは、新婦とのバランスを大切にすると、統一感のある仕上がりになります。

同じ種類や色のお花を使うことで、二人のコーディネートに自然な一体感が生まれます。また、新郎の衣裳との相性も考えながら、色や大きさを選ぶと全体の印象がより整います。

さらに、結婚式の雰囲気に合わせて素材を選ぶのもおすすめです。例えばクラシカルな雰囲気には生花が良く似合い、スタイリッシュな式にはプリザーブドフラワーや造花などの加工花材がぴったりです。長時間の着用になる場合は、形が崩れにくい素材を選ぶと安心ですね。

 

アクセサリーや装飾品の工夫

ブートニアに小さな飾りをプラスすると、新郎らしさをさりげなく表現できます。

スーツやタキシードの色に合わせたリボンを使えば、全体的に統一感が生まれます。

葉や実を加えることで立体感が出てデザインにも個性が光ります。

装飾を選ぶ際は、結婚式のテーマや二人のスタイルに合ったものを選ぶのがポイント。

ブートニアは、式の雰囲気を引き立てる大切なアクセントになります。

 

 

⒊選び方

ブートニアは新郎の胸元を彩る結婚式のアクセサリーです。衣裳やテーマに合わせて選ぶことで全体の統一感が高まります。

ここではその選び方のご紹介をします。

 

ブーケとペアにする

新婦のブーケと統一感のあるブートニアを選ぶことで、おふたりの絆をさりげなく表現できます。

同じ色や花を取り入れると、見た目に一体感が生まれより印象的なコーディネートに。ブーケとリボンの色を合わせれば、写真映えもばっちり。小物に統一感を持たせることで、式全体が華やかにまとまります。

 

ドレスとの調和を意識する

新郎のタキシードやブートニアを選ぶことで、全体にまとまりが生まれます。たとえば、白い衣装には白や淡い色、ダークカラーには濃い色の花が良く似合います。

ネクタイやチーフの色とも合わせると、より洗練された印象に。衣裳とのバランスを意識することで、新郎の存在感も引き立ちます。

 

結婚式のテーマに合わせる

結婚式のテーマに合わせたブートニアを選ぶと、会場全体に統一感がでます。

たとえば、ナチュラルな式にはグリーンや小花を使ったシンプルなデザインがぴったり。

リゾート風の式なら、貝殻やヒトデ、パールなどで雰囲気を演出できます。

フォーマルな場では、バラやカーラーなど華やかな花がよく選ばれます。

テーマに合ったブートニアは、式の完成度を高め、ゲストの記憶にも残る印象的なアイテムになります。

 

季節感を取り入れる

季節の花を選ぶことで、式に自然な雰囲気を取り入れられます。

春は桜やスイートピー、夏はひまわり、秋はダリアや紅葉、冬は白バラや松葉などが人気です。

季節感のある花は新鮮で美しく、式をより印象的に演出してくれます。

 

 

⒌ブートニアを使った演出

ブートニアは結婚式の演出にも使用され、家族やゲストとの絆を深める工夫を加えることで式全体に温かみを持たせられます。

 

ブーケ・ブートニアを使ったセレモニー

新郎がゲスト席を回りながら、一輪ずつ花を集めてブーケを完成させる演出というのも人気の演出の一つです。集めた花で作られたブーケは、新郎からプロポーズの言葉とともに新婦へ手渡されます。

そして新婦は、そのブーケから一輪の花を抜き取り、新郎の胸元に挿すことでプロポーズを受け入れる気持ちを表します。このセレモニーは挙式でも披露宴でも行えるお二人の愛を象徴する演出です。

 

ファミリーミート

親御様が新郎様の胸元にブートニアをつけるセレモニーがあります。これは、息子の成長を見守ってきた親御様が、いよいよ巣立ちの時を迎える瞬間を象徴する、心温まる場面です。

挙式直前やお仕度のタイミングで行うことで、ご家族だけの特別な時間を演出できます。

このシーンは写真にも美しく残り、家族の絆を感じられる思い出深い一幕となるでしょう。

新郎様の胸元を彩るブートニアは、衣裳や式のテーマに統一感をもたらす大切なアクセサリーです。デザインや素材で雰囲気を変えられ、ナチュラルな式には小花やグリーン、フォーマルな式には華やかな花がピッタリ。家族とのセレモニーなど演出の一部として取り入れられますし、思い出に残るワンシーンを演出できます。お二人らしいブートニアを選び、大切な一日を彩ってください。

 

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