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2019.05.22（水）
- プランナーのつぶやき
感動を創造する結婚式
こんにちは。
プランナーの黒澤です。
つい先日のご結婚式で感動的なシーンがございましたので、
是非お話しさせていただきます。
私が担当していたカップルのご新婦様は
お父様と大の仲良し。
お休みの日にはよくお出かけしたり昔から仲が良かったそう。
そんなご新婦様のご結婚が決まったころ
お父様との仲に傷が入ってしまいました
ご新婦様は仲が良いのもあり
結婚の報告をするのは照れ臭く
素っ気なくお父様に結婚を伝えてしまいました
お父様はそんな大事なことを
そんなに軽く言うなと激怒
そこからお父様とご新婦様は一切口を利かなくなってしまいました
お打合せではいつもご新婦様は大号泣
結婚式にも来てくれないのではないかといつも心配していました
口を利かないまま一年の月日が経ち
ご結婚式当日を迎えました
招待状の返信も来ないお父様
ご新婦様は正直お父様が来てくれないと
あきらめていました
結婚式が始まる５分前
お父様がひょんと会場に訪れてくれました
しっかりと背広を着て。
ご新婦様は何度もお父様と
バージンロードを歩きたいと仰っていたので
私からなんとかお伝えして
入場扉の前までお越しいただきました
そしてご新婦様も入場扉の前へ
その間もお互いに気まずく
一切口は利きませんでした
刻一刻と入場のお時間が近づきます
お父様はずっと下を向いたまま
入場できるような状態ではありませんでした
私は心配になりお父様のお顔を覗きました
するとお父様の目から大粒の涙が零れ落ちていました
それに気づいていないご新婦様
入場の音楽が鳴り響き
ご新婦様はお父様に肘で合図を送りました
するとお父様はパッと顔を上げました
涙を零しながら
じっと入場扉を見つめながら
か細い声で一言言葉を発しました
「幸せになれよ。。」
その瞬間ご新婦様の目からも
大粒の涙がボロボロと溢れました
ご新婦様もずっと言えなかった一言
「今まで育ててくれてありがとう。。」
を伝えて入場扉がオープン
二人は一歩一歩大切に噛みしめながら
バージンロードを歩みました
ご結婚式は一生に一度の舞台
今まで伝えきれない
たくさんのありがとうを
伝えてください
貴女の幸せの一日を
皆様の幸せの一日を
創造していきましょう
