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プチギフトとは

「Thank you so much」の想いを込めて。花嫁DIYで感謝が伝わるプチギフトを準備。アネーリ軽井沢の軽井沢ウェディングで温かいおもてなしを。

プチギフトとは引出物とは別にゲストに手渡しで贈る小さなプレゼントのことです。

プチギフトの意味合いや選び方、なぜ配るのかについて詳しくご紹介いたします。

●プチギフトの始まり

プチギフトは、フランス語で「小さい」を表すpetit(プチ)と、「贈り物」を表すgift(ギフト)と書き、小さな贈り物を意味しています。広い意味ではクリスマスや誕生日などのプレゼントにも用いられるギフトですが、始まりは、はるか遠い昔、紀元前のヨーロッパにあったとされています。

貴族が結婚式や婚約を記念する式、子どもが誕生したときなど、喜びの印としてドラジェを配ったことが起源とされています。結婚式では、幸せのおすそわけをする意味で、アーモンドの実を砂糖ペーストでくるんだドラジェを5粒包んだものを新郎新婦がゲストに手渡しするのがいつしか習慣になりました。

おふたりの想いを表現

プチギフトの代表格であるドラジェですが、「5粒」を贈ることに意味があります。

5つの粒には『幸福』『健康』『富』『子孫繁栄』『長寿』の願いが込められ、チュールなどに包んでゲストに配り、想いを分かちあいます。

スプーンは『幸せをすくい取る』、箸は『幸せの橋渡し』、紅茶は『幸茶』、ベアをモチーフにしたギフトにはbearの単語を意味する『生む』『耐える』から、『これから苦難があっても、ふたりで耐えて乗り越える』といった想いが込められています。

ゲストの方がプチギフトに込められた想いや意味を知ることで、おふたりの気持ちがより深く伝わるでしょう。

プチギフトは配らなければならないもの?

プチギフトは必ず用意しなければならないものではありませんが、引出物とは異なり、一人一人にお渡しすることができるので、感謝を伝えるきっかけにもなります。

また、プチギフトをご用意されない場合は、お辞儀でお礼を返すことになるのでかしこまった雰囲気になることもあります。写真に残るお見送りのシーンひとつをとっても、両手で小さなギフトを差し出す花嫁様の姿はとても綺麗なので、ご用意するとよいでしょう。

喜ばれるプチギフトの選び方

♢美味しいもの

ご自身で実際に味わっておいしいと思った金平糖やクッキーなどは無条件に喜ばれます。

♢縁起がいいもの

ドラジェやスプーン、紅茶、箸など意味が込められているもの

♢おふたりらしいもの

おふたりの地元の銘菓や、おふたりのお名前や写真がプリントされたもの

♢デコレーションとしても活用できるもの

ウェルカムスペースに飾っておけるもの

ひとつのカゴに収まる程度のものがおすすめです。プチギフトをお渡しするタイミングはお見送りのときだけでなく、あらかじめ席にセットしておくのもよいでしょう。